健康的に痩せるには筋トレで脂肪を燃焼しやすい体にすること
「痩せたい」
という言葉はよく聞きます。
あなたも言ったことがあるでしょうし、周りの人が言っているのを聞くのは日常茶飯事です。
ここで1つ質問です。
そもそも痩せるというのはどういうことでしょうか?
「痩せる」を定義しよう
痩せるとは、体重を軽くするということでしょうか。
それとも、理想的な体型になるということでしょうか。
この定義を間違うと、間違ったダイエットを引き起こしてしまう可能性があります。
体重というのは、1つの目安であることは間違いありません。
しかし、それがゴールではないと思うのです。
目指すべきは、理想の体型です。
理想の体型というのは、引き締まった体かもしれません。出るとこが出て、凹むところが凹んだメリハリのある体型かもしれません。いわゆる細マッチョと言われているような体型かもしれません。またはボディービルダーのようなムキムキの体かもしれません。
それは人それぞれ違います。
そしてその理想の体型の1つの目安としてあるものが体重であって、体重以外にも計測すべき指標はいくつもあるはずです。それは体脂肪率かもしれません。骨格筋量かもしれません。ウエストの太さかもしれませんし、太ももの太さかもしれません。
そう。体重はあくまでも目安の一つにしかすぎません。大事なのでこの章だけで3回言いました。
しかし、あまりにも体重ばかりに目がいってしまい、体重さえ減らせばOKといった風潮があることが気になっています。
あなたも体重を減らすことがゴールになっていないでしょうか。
今一度、目指すべき体を自分なりに定義してみてはいかがでしょうか。
ここでは、筋トレを行うことにより目指すべき体を手に入れることを推奨しています。
食事制限ダイエットによってもたらされるもの
極端に食事を減らすことによって行うダイエットにはデメリットがあります。
いや、デメリットというよりも、リスクと言ったほうがいいかもしれません。そのリスクとは次の通りです。
リバウンドを起こしやすい
食事制限を行うと確かに一時的に体重は減ります。しかし、その時に体は、今までより少ないエネルギーであなたの体を維持しなければならない状態となります。
そうすると、体は、少ないエネルギーでも体を維持できるよう、エネルギーを体に溜め込もうとしてしまいます。それが脂肪です。
そして食事量が元に戻った時、どうなるでしょうか。摂取されたエネルギーをどんどん体にため込んでしまう体質になるのです。
したがって、食事を減らすダイエットを行うことによって、逆により太りやすい体質になってしまうのです。
筋肉量が減ってしまう
基礎代謝という言葉はよく聞くと思います。
人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことです。体温維持や心臓を動かすこと、呼吸をすること、消化吸収などです。
この基礎代謝は、1日の消費カロリーの70%を占めると言われています。
そして基礎代謝の20パーセント強が筋肉での消費になります。
したがって、筋肉量が少なくなってしまうと基礎代謝が落ちてしまいます。
極端に食事を減らすダイエットをすると、筋肉までもが落ちてしまいます。そうすると基礎代謝が低下し、痩せにくい体質となってしまうのです。
筋トレによってもたらされるもの
筋トレをすることによって、あなたの体には次のようなメリットがもたらされます。
基礎代謝が高まる
先ほど述べたように、基礎代謝のうちの20%が筋肉によってもたらされています。
したがって、筋肉量を増やすことによって基礎代謝が高まり、痩せやすい体質になることができます。
アンチエイジング
筋トレを行うと成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンには細胞などを修復・再生させる働きがあります。我々の骨、内臓、皮膚、毛根などを修復・再生してくれるということです。
この働きが鈍くなると老化となるのです。
筋トレによって成長ホルモンの分泌量を増やすことにより、より若々しい体を保つことができるようになります。
まとめ
さて、あなたの考える理想の体型はイメージできたでしょうか。
どんな体型であっても、おそらく筋肉をつける事は理想の体型に近づく大きな助けになるはずです。
ジムに入会して、大金を払って、バリバリに筋トレをする必要はありません。自宅で、工夫をしながら理想の体に近づけることも可能です。
それについてはこの記事で述べています。
まずは自宅で筋トレをしながら、基礎代謝を高め、健康的で理想的な体づくりの一歩を踏み出ましょう。