花粉症が軽くなった話
長年花粉症に悩まされていた僕が、ある時を境にウソのように症状が軽くなった話をします。
発症した時の話
高校に入学したての春の話です。
授業を受けていると、目がかゆくなるし、鼻がつまります。
家に帰っても目のかゆみは止まらないし、鼻水も止まりません。
今までの人生で、こんな経験はしたことがありません。
親に話したところ、どうやらスギ花粉ではないかということでした。
そういえば、入学した高校は、裏山が杉林でした。
そこから僕の花粉症との付き合いは始まりました。
当初は特に目のかゆみがひどく、あまりにも目を掻きすぎて、結膜炎を起こしていました。
朝起きると目ヤニで上の瞼と下の瞼がくっついてしまっていて、目が開きません。
ウサギのような赤い目を、女子に笑われたこともありました。
毎年病院に行って、薬をもらいますが、多少症状が軽くなる程度で、目がかゆくて鼻がつまることには変わりありません。
僕は野球部に所属していました。
田舎の高校だったので、周りに硬式野球部がある高校がありません。
なので毎週土日は監督の運転するバスに乗り込み遠征です。
土曜日の未明に学校に集合し、バスに乗り2時間~3時間で対戦相手の高校に到着します。
10時頃から第一試合を行い、午後にもう一試合。
試合が終わったら同じ道をバスに揺られて帰り、日曜も早朝から遠征です。
ある時に、薬を飲んでバスに乗ったことがありました。
普段僕は車に酔うことはありません。
しかしその日は車中で気持ちが悪くなり、グランドに着くなりトイレに駆け込み吐きました。
その日以降、バスを降りてから薬を飲むようにしましたが、薬を飲んで試合に出るのは、体が重く感じ、なかなか良いパフォーマンスが出せません。
花粉症と共に高校生活を過ごし、卒業後も花粉症と付き合う日々でした。
症状が軽くなった話
春が来ると憂鬱になる生活を続けて10年ほど経った時、突然、今までとは比べ物にならないくらい楽な春がやってきました。
多少目のかゆみはありますし、若干鼻もつまります。
しかし、その重さが全く今までとは異なるのです。
あぁ花粉が飛んでるな。ちょっと目がかゆいな。くらいな感じで、まったく余裕で症状を受け流せるのです。
いったいどうしたことだろう。
僕の体に何が起こったのだろう。
症状が軽くなった要因になりそうなことを振り返ってみました。
よくヨーグルトを食べると良いと言われますが、それは僕に当てはまりません。
新しい薬を飲んだ訳でもありません。
一つ思いつくとしたら、毎日毎日会社帰りにコンビニで「韃靼そば茶」のペットボトルを買って飲んでいたことでした。
飲むようになったきっかけは、ある日たまたま買った「韃靼そば茶」が美味しかった。それだけの理由です。
コンビニ弁当を買って帰る時も、誰かと飲んで帰る時も、ほぼ毎日そば茶を買って帰り、飲んでいました。
考えられる中で最も可能性が高いのが「韃靼そば茶」です。
「韃靼そば茶」に含まれるもの
「韃靼そば茶」のパッケージに書いてあるのは「ルチン」です。
ルチンの効果を調べてみると、次のようなものが挙げられています。
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 血流の改善
- 毛細血管の強化
- 血中コレステロール値を下げる
とても体に良さそうなポリフェノールですが、花粉症に直接の影響は無さそうです。
さらに調べていくと、「ケルセチン」というポリフェノールも「韃靼そば茶」に含まれているようです。
「ケルセチン」の効果は次のようなものです。
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 抗がん作用
- 降圧作用
- アレルギー症状の軽減
アレルギー症状の軽減!!これか!!
ケルセチン先生によって、僕の花粉症は軽減されていた模様です。
ケルセチン様様です。
「ケルセチン」は、玉ねぎの皮やモロヘイヤ、アスパラガス、ブロッコリーなどにも多く含まれているようです。
また「韃靼そば茶」は、「ルチン」や「ケルセチン」によって、血管が強く柔らかくなったり、血液がサラサラになったりする効果もありそうです。
とはいえこういったものは、一回飲んだからといって効果が表れるものではないと思います。日々飲み続けることの積み重ねで、1年後に効果を感じるものだと思うので、来年の春に向けて、今から始めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕は今でもそば茶を飲み続けています。
そして毎年花粉症のシーズンも元気に過ごしています。